一念通天

強い決心を持って一心に努力すれば、何事も成功する

【サッカーによって余暇時間の価値を高める】

サッカービジネスをしたいと常々話をしているが、その背景や理由について整理をしたことがなかったので改めて整理。

そもそも心の中や頭の片隅にぼんやりあるものをしっかりとアウトプットしていく必要がある。
その中で現状の課題や自分の詰めの甘さというものが浮き彫りになってくるのではないだろうか。

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<目次>

   

スポーツ市場の可能性

JリーグDAZNの契約により加速するスポーツコンテンツの価値

近年スポーツビジネスは、グローバル化が進む中、コンテンツとしての価値の認知が高まっている印象です。

日本のJリーグにおいては、Perform Groupが提供するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」と2017年からの10年間で約2,100億円の放映権契約を締結しました。

これによって、DAZNによりJ1、J2、J3の全試合が生中継されることとなりました。Jリーグは、2017年から10年間分の放映権料として2,100億円をDAZNから受け取ります。このような大型契約の実現を受け、Jリーグの今後も注目されています。

またJリーグに限らず、海外サッカーやボクシングの「メイウェザーVSマクレガー」の日本での独占ライブ配信も行われるなど、海外のサッカーやボクシングなどを見ることも一般的になってきましたが、今後もこうしたコンテンツ価値のみならず国内では地方創生といった観点でも大きな可能性があると思っています。

圧倒的な成長市場。スポーツビジネスの市場規模は900億ドルに達する。

少し古いデータですが、スポーツビジネスの市場規模は2013年に761億ドルに達しています。2018年現在その規模は900億ドルを越えていると言われています。

2005年では460億ドルの市場規模だったことを考えると12年で倍近くの成長をしており、今後の成長もますます期待できます。

(出典:「Winning in the Business of Sports」AT Kearney)

 

「サッカー」にこだわる理由

グローバルにおけるサッカーの市場規模に注目。

スポーツと聞くと様々な競技をイメージされると思いますが、実は市場の大きさで比較するとほとんどがサッカーと米国スポーツで占めています。

 

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注:米国スポーツは、米国のアメリカンフットボール、野球、バスケットボール、ホッケー、モータースポーツ、大学スポーツを含む

サッカーは特に欧州にて大きなビジネスになっています。欧州リーグの選手の巨額の移籍金の報道などで耳にした人も多いかもしれませんが、サッカーはグローバルに展開しており、スポーツの中でも最大の規模で、2013年で353億ドルの市場規模に達しています。

先日Jリーグヴィッセル神戸が現役スペイン代表(バルセロナ所属)イニエスタ選手を獲得したことを発表しました。このように徐々にではありますが日本でも移籍市場というのは活発になることが予想されます。
スポーツごとの市場成長率、今後の成長率予想でみても、サッカーは2009年から2013年までで年平均成長率(CAGR)9%と高い成長を実現しており、2013年から2017年までの成長率でみても年平均成長率5%となっています。
アジアでもサッカーが最も大きい市場となっています。

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サッカー市場はアジア・欧州を中心に大きなマーケットであり、今も尚成長している市場になります。

日本のJリーグも一時は伸び悩んだものの、2017年は初めて1,000億の事業規模に成長しました。

Jリーグの17年度事業規模は史上初の1,000億円超え! 浦和が過去最高の営業収益に!! | サッカーダイジェストWeb

今後日本のJリーグは間違いなく成長していきます。

その上で改めて「正しい問題定義」、「他分野との融合」が必要だと感じています。

 

シンプルにサッカーが好きだから

非常に主観的ではありますが、私自身がサッカーが好きだからというのが一番の理由です。幼少期にサッカーに出会ってから、サッカーを通して色々なことを学んできました。

「努力は必ず良い方向に自分を導く」「仲間とことを成す」「忍耐力」「感謝の気持ち」「人との出会い」「生き方」「感動」・・

ここでは書ききれないほど、サッカーは我が人生の軸であり、今の思想を生んでいると思っています。

書いてある通り「サッカーが楽しかった!」というよりも、「サッカーが教えてくれた」ってことのほうが適切な言葉だと思っています。

そのサッカーに対しての恩返しと、「サッカーの価値を多くの人に知ってもらいたい」という想いを持っています。

そして、サッカーだけではないと思いますが、スポーツは大きな感動を生みます。6年前東日本大震災が発生しました。

その際に東北で行われた「東日本復興支援チャリティマッチ」の様子です。

www.youtube.com

現役日本代表対JLEAGUE AS ONE。45歳の三浦知良選手がゴールを決めました。技術も体力も到底日本代表には及ばない中、たった一度のチャンスをものにし、ゴール。

魂のこもったカズダンスは多くの人に勇気を与えました。

 

余暇時間の価値を高める

余暇時間を十分に活用している人は20%

※内閣世論調査「余暇時間」についての調査データ 参照

実は余暇時間を「十分に活用している人」は全体の20%しかいませんでした。「活用している人」を含めても全体の約60%程。

つまりは、約80%の人は余暇時間に対して十分な活用ができていない状態です。

また余暇時間活用方法として、もっとも多いのが「テレビ,ラジオ,新聞,雑誌などの見聞き」で約43%でした。

戦後から働くこと、贅沢をしないことを教えられてきた日本人は「娯楽」という分野で世界から遅れをとっています。どこまでの関係性があるかは分かりませんが、少なからず「余暇時間」の活用に影響を与えている気がします。

 

余暇時間をデザインする

人々が余暇時間を活用できていない理由はいくつか考えられます。

大きく分けると3つ。時間的問題、金銭的問題、機会的問題に分けられると思います。

その中で時間的問題、金銭的問題は簡単に解決することはできないでしょう。

では、機会的問題。こちらに関してはソリューションを提示できるのではないかと思います。

先に述べている通り、「娯楽(スポーツを含む)」分野において圧倒的に後進国である日本だからこそ、この部分を変えることが人の態度変容に大きくヒットするはずです。

その機会をつくることが私がやりたいことです。

 

ながらサッカー観戦

「ながらサッカー観戦」そんな言葉が広がると良いなと思っています。

サッカーを観に行くことが目的になる必要はありません。

サッカーを観に行くから、「美味しいものを食べられる」「大切な人と楽しく過ごせる」「非日常の休息感を得られる」。

サッカーがハブとなり、多くの体験、価値を提供できることが理想です。

あくまで余暇時間の価値を高める一つの手段・アプローチに過ぎませんが、この分野のスペシャリストになりたいです。

 

 

とまあ、長々と自分勝手に綴ってみました(笑)

あとは行動あるのみ。

市場の課題も、個人的な課題も山積み。一つ一つやっていくしかないですね。

 

 

もちろん、生まれつきの能力の問題も
まったく無視はできない。
それでもやはり、
これはおまけみたいなものだ。
絶え間なく、
粘り強く努力する。
これこそ何よりも重要な資質であり、
成功の要といえる。


by トーマス・エジソン

 

 

会社では意義を創ることに力を入れる。

『副業促進』という言葉が世間でも広がるようになっています。

更には日本の人口は減少し続けています。

そういった状況下において、やはり働くということはなんだろう?

もっと言うと、会社に所属して働くということはどういうことだろう?

そういった疑問を持つことが多くなってきました。

そんなことを最近会社日報で更新したので転載します。

 

【意義を創る。】

今の仕事内容が好きで仕事をしている人ってどれくらいいますか?
勿論好きな人もいると思う。
ただ僕は好きじゃないんですよね、◯◯(具体的な仕事内容)も◯◯も。
(こういうこと言うと批判とかうけそうだけどw)


ではなぜ”この会社”にいるのか?

 

それはとてもシンプルである。
楽しいから。
一緒に働く仲間が好き。
そんな人たちとZucksを良い会社にしたいから。
Zucksで働いているから人生が幸せだなーって思えるようにしたいから(幸福感で溢れる)


それが僕が会社にいる理由だなって思う。


ではその理想の会社を創るためにどうしたら良いのか?
これは決して1つではないと思う。


足元のタスクに追われずに、ワクワクするようなことを考えていられるのか?
ストレスがない環境で仕事ができているのか?そういう環境をつくれているのか?
部下やメンバーの夢に向き合っているのか?夢を叶えようとしているのか?
顧客のニーズ、価値を創造できているのか?倫理に反さないものなのか?
熱を持っている人を大切にしているのか?熱源を見逃していないか?

などなど。
これらは何が正しいかとか、何を重んじるかではないと思う。
1人1人が考えて行動をすることが大事な気がする。

国籍も違えば、育った環境も違う。思想も違う。

でも多分みんな共通して
つまらないより楽しい方が良い。
不幸より幸せの方が良い。
というのはあると思う。

そういったそれぞれの理想を追求できるようにしたいし、
その共通として持つ大切なことを”会社”のビジョンとして掲げたりすると良いんだろうなと思う。


そしてそして、ここまでだと口だけ野郎になってしまうので、
自分が率先してやっていきたいし、めっちゃ考えてめっちゃ働こうと思う。

 

自分自身も将来やりたいことがあって、常にチャンスは狙っている。
てか絶対やる。
ただ僕のルールとして、自分を救ってくれた人に迷惑をかけない形、というのは決めている。
早く恩を返したいと思います。


楽しんでいこう!
「人生は一度きり」。

 

意義を持っていこう。

 

【硫黄島からの手紙】から学ぶこと

今更ですが硫黄島からの手紙という映画を見ました。

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感じたことを書きます。

 

確実に負けてしまう戦いはしてはいけない。一方で・・

この映画の映像や状況からも分かるように「確実に負けてしまう状況で戦うのは意味がないこと」だと感じている。

硫黄島での戦いはもはや、日本国の敗北が濃厚だった。

そういった戦いでは負けのダメージをどれだけ減らせるかに執着すべきであって、想いやプライドというものは捨てなければいけない。

 

しかし、一方で負けを認めるにしても司令官の一声で全てを変えることができないのは理解ができる。あの状況では、司令官以外に自分の側近(メンバー)も同じ意志のもと動かなくてはいけなかった。

これは現代ビジネスにおいても同じことが言えるだろう。

 1人が戦況を変えることは極めて困難であり、組織として動く必要があり、組織として動いた時に効果が生まれる。

あの状況は皆で議論をすべきだったのかもしれない。

どのようにして正しい方向に導くのかというのを考えさせられた。

 

なぜこんなに意味のない仕事をしているのか?

映画の中のワンシーンで、二宮和也さんが穴を掘っている時に「なぜこんなに意味のないことをするのか分からない」と愚痴をこぼすシーンがあった。

この時点で二宮和也さんが演じる兵士の士気は下がっていることが分かる。

それに対して上官はバカの一つ覚えかのように「罰則だー」と言って暴力を奮ってた。

これは何を生み出すのだろう?と凄く疑問に思った。

昭和時代の教育や暴力に反対はなく、むしろ賛成派ではあるが『意味のない罰則』はしたくない。なぜ、君の仕事が重要なのか。自分たちのミッションは何なのかというのは伝える必要がある。

 

辛い過去を共感することで人は繋がる

映画の中盤、憲兵が合流したシーン。

この時点では、立場も年齢も違う中で、互いに受け入れることはなく距離は縮まらない状態であった。

しかし憲兵の彼が辛い過去を打ち明けた時から2人の距離は一気に近づいた。

人は『辛い過去や経験を共有することで共感する』ことができると思う。

そして、共感は共鳴へとなり、変化が生まれる。

この状態を自由につくることができるようになった時、人のスキルとしては最強だなと感じた。

 

ちょっと感想でした。

他にも色々思いましたが、やはり大事なことは「今は本当に幸せ」だと感じたことですね。

あの時代に歯向かうことをすれば、それは『死』を意味したでしょう。

今の時代に上司に歯向かって死ぬことってありますか?笑

同僚に意見を言って死ぬことってありますか?笑

ないですよね。だったらもっと議論をした方が良い。どうしたら良くなるのか。

 

ちゃんちゃん。

【後輩から学ぶ姿勢】

先日、お世話になっている先輩と食事にいった時にアドバイスをもらった話です。

 

【後輩から学ぶ姿勢を忘れないこと】

立場や役職が上がっていくにつれて、後輩や部下と食事に行く機会が増えてくる。

その時に「行ってあげている、連れてってあげている」と思うのは絶対にやめた方が良い。時間もお金もかけているのに、それを有効としないのは間違っている。

もちろん、与えることの方が多いかもしれないが後輩や部下から学べる事も必ずある。

学ぶ姿勢を持たないことは成長を自ら止めてしまっている。

 

確かにどこか行ってあげている気持ちになってしまう時もあるなと感じています。

ちょうど良いタイミング(新入社員も入ってくる時期)で適切なアドバイスをもらった気がします。

 

ありがとうございました。

【松下幸之助の伝承者 江口克彦氏の講演】

松下幸之助の伝承者 江口克彦氏の講演】
本日は、PHP研究所元社長で松下電器(現:パナソニック)創業者、松下幸之助の側近を23年間務めた【江口克彦先生】にお越し頂き非常に素晴らしい講演をしていただきました。

「谷あり、谷あり、谷あり、山あり」
人生は7割が失敗だが、失敗は失敗で終わらせなければ失敗ではない。成功である。
そんな江口先生の格言で講演はスタートしました。

 

江口先生が78年間過ごしてきた体験談、松下幸之助からの数多くの助言、未来に求められる人物像について限られた時間の中お話をしていただきました。

 

今若者に必要なのは大学ではない。
大学には行かずに「プログラミング」と「ネイティブな語学力」さえあれば世界で戦える。
2045年問題。2045年には人工知能が、人間の知能を超えると予測される。
その中で活躍できるのはプログラミングとネイティブな語学力をもった人間だ。
そして、それらを発揮する上で最も重要なのは、ロボットには実現が困難な「心を通わす」ことだと江口先生は仰っていました。
そしてその「心を通わす」ことが"松下イズム"と言われた哲学とのことです。

 

松下幸之助は多くの本を出していますが、『この本を出したから死んでも良い』といった本があります。
それは「人間を考える」という本です。
技術、経営伝えられることはたくさんある中で彼が1番伝えたかったことは人間の事だったようです。

 

ここでは触れていない内容を含め、講演では多くのことを学びました。
その中でも改めて人を大切にすることの重要性について深く共感しました。
家族、友人、(恋人?)、一緒に働く仲間に対して再度、心を通わせていきたいなと思います。

 

質疑応答で、
【78歳、江口先生の「夢」はなんですか?】という質問がありました。

松下幸之助に関する情報は世に溢れてるが、そのほとんどが二次情報。
松下幸之助の生の言葉(一次情報)を伝えられる人は限られている。
私は松下幸之助の側近として一次情報を世に届けていきたい。

 

江口先生、お忙しい中ご講演いただき本当にありがとうございました。

http://gogakudo.jp

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