一念通天

強い決心を持って一心に努力すれば、何事も成功する

【松下幸之助の伝承者 江口克彦氏の講演】

松下幸之助の伝承者 江口克彦氏の講演】
本日は、PHP研究所元社長で松下電器(現:パナソニック)創業者、松下幸之助の側近を23年間務めた【江口克彦先生】にお越し頂き非常に素晴らしい講演をしていただきました。

「谷あり、谷あり、谷あり、山あり」
人生は7割が失敗だが、失敗は失敗で終わらせなければ失敗ではない。成功である。
そんな江口先生の格言で講演はスタートしました。

 

江口先生が78年間過ごしてきた体験談、松下幸之助からの数多くの助言、未来に求められる人物像について限られた時間の中お話をしていただきました。

 

今若者に必要なのは大学ではない。
大学には行かずに「プログラミング」と「ネイティブな語学力」さえあれば世界で戦える。
2045年問題。2045年には人工知能が、人間の知能を超えると予測される。
その中で活躍できるのはプログラミングとネイティブな語学力をもった人間だ。
そして、それらを発揮する上で最も重要なのは、ロボットには実現が困難な「心を通わす」ことだと江口先生は仰っていました。
そしてその「心を通わす」ことが"松下イズム"と言われた哲学とのことです。

 

松下幸之助は多くの本を出していますが、『この本を出したから死んでも良い』といった本があります。
それは「人間を考える」という本です。
技術、経営伝えられることはたくさんある中で彼が1番伝えたかったことは人間の事だったようです。

 

ここでは触れていない内容を含め、講演では多くのことを学びました。
その中でも改めて人を大切にすることの重要性について深く共感しました。
家族、友人、(恋人?)、一緒に働く仲間に対して再度、心を通わせていきたいなと思います。

 

質疑応答で、
【78歳、江口先生の「夢」はなんですか?】という質問がありました。

松下幸之助に関する情報は世に溢れてるが、そのほとんどが二次情報。
松下幸之助の生の言葉(一次情報)を伝えられる人は限られている。
私は松下幸之助の側近として一次情報を世に届けていきたい。

 

江口先生、お忙しい中ご講演いただき本当にありがとうございました。

http://gogakudo.jp

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